工場・倉庫の修繕はどこまでできる?屋根・外壁・床など工事内容を解説
船田 隆行

工場や倉庫は、住宅と比べて建物の面積が大きく、屋根や外壁も広範囲にわたります。
そのため、建物の一部に劣化が見つかった場合でも、「どこに頼めばいいのか」「塗装だけで直せるのか」「大規模な改修が必要なのか」と悩まれる法人様も多いのではないでしょうか。
実際には、工場・倉庫の修繕といっても、屋根や外壁の塗装だけではありません。雨漏りの補修や屋根のカバー工法、床の塗装など、建物の状態によって必要な工事は異なります。
この記事では、工場・倉庫でよくある修繕内容と、どのような場合に修繕を検討した方がよいのかを、実際の施工・調査経験をもとに解説します。
長野県のみなさん、こんにちは!
工場・倉庫でよくある修繕とは?

工場や倉庫は、日々の業務で使用する建物だからこそ、劣化をそのまま放置するのはおすすめできません。
特に屋根や外壁は、雨や雪、紫外線などの影響を受け続けるため、年月とともに少しずつ劣化していきます。
また、工場では建物そのものだけでなく、雨漏りによる製品や設備への影響、床の劣化による作業環境への影響なども考える必要があります。
ここからは、工場・倉庫で行われることの多い修繕について紹介します。
屋根の修繕・塗装

工場や倉庫では、折板屋根などの金属屋根が多く使用されています。
金属屋根は長期間にわたって雨や紫外線にさらされることで、表面の塗膜が劣化し、色あせやサビが発生することがあります。
特に注意したいのが、屋根を固定しているボルトです。
ボルト部分はサビが発生しやすく、腐食が進むと雨漏りにつながる可能性があります。屋根材そのものに問題がなくても、ボルト周辺や継ぎ目などから雨水が入り込むケースもあります。
屋根の状態によっては塗装で対応できる場合がありますが、腐食が進んでいる場合には部分的な補修や、既存屋根の上から新しい屋根材を施工するカバー工法が適していることもあります。
そのため、「屋根が古くなったから塗装する」と決めつけるのではなく、現在の状態を確認したうえで修繕方法を選ぶことが大切です。
当社では、工場・倉庫の折板屋根の塗装やボルト交換、カバー工法などにも対応しています。
屋根の劣化が進んでいる場合はカバー工法という選択肢も

屋根の劣化が進んでいる場合、必ずしも既存の屋根を撤去して全面的に交換する必要があるとは限りません。
既存の屋根を活かし、その上から新しい屋根材を施工するカバー工法という方法もあります。
既存屋根の状態によっては、屋根の撤去に伴う工事や廃材処分を抑えられる可能性があるため、工場を稼働させながら改修を検討する場合の選択肢の一つになります。
ただし、すべての屋根にカバー工法ができるわけではありません。
既存屋根の腐食状況や建物の構造などを確認したうえで、塗装・部分補修・カバー工法などから適した方法を検討する必要があります。
外壁の修繕・塗装

工場や倉庫の外壁も、屋根と同じように長年の風雨や紫外線によって劣化します。
外壁の色あせやチョーキングだけでなく、塗膜の剥がれ、サビ、ひび割れ、コーキングの劣化などが見られる場合は注意が必要です。
特に金属製の外壁では、塗膜が劣化して素地が露出するとサビが発生しやすくなります。
初期の段階であれば、ケレンなどの下地処理を行ったうえで塗装することで、劣化の進行を抑えられる場合があります。
一方で、腐食が進んで外壁材そのものが傷んでいる場合には、塗装だけでは十分な補修ができないこともあります。
このように、外壁塗装は単に色を塗り直すだけではなく、現在の外壁の状態を確認して、必要な下地処理や補修を行うことが重要です。
工場の雨漏り修繕

工場や倉庫で特に注意したいのが雨漏りです。
住宅と違って工場には機械設備や製品、資材などが置かれていることも多いため、雨漏りが発生すると建物だけの問題では済まない場合があります。
例えば、雨水が設備にかかれば故障の原因となる可能性がありますし、製品や材料が濡れてしまえば品質にも影響することがあります。
さらに、雨漏りを長期間放置すると、屋根や外壁だけでなく建物内部の下地まで劣化してしまうことがあります。
ただし、雨漏りは「水が落ちてきた場所を直せば終わり」とは限りません。
実際の調査では、室内で雨漏りしている場所と、雨水が建物へ侵入している場所が離れているケースもあります。
そのため、屋根材や継ぎ目、ボルト、板金、外壁との取り合いなど、雨水が侵入する可能性のある箇所を確認し、原因を特定することが重要です。
工場・倉庫の床塗装

工場では、屋根や外壁だけでなく床も日々の使用によって劣化していきます。
フォークリフトや台車が頻繁に通る場所では、床の塗膜が摩耗したり、剥がれたりすることがあります。
また、ひび割れや汚れが目立つようになった場合には、床の状態に合わせた補修や塗装を検討することもできます。
床塗装は見た目をきれいにするだけでなく、工場内の環境を整えるという面でも重要です。
ただし、床の状態によって必要な下地処理や塗装仕様は変わります。
工場の修繕は「塗装だけ」とは限りません

工場や倉庫の修繕を検討するとき、「外壁が色あせてきたから塗装しよう」と考える方も多いと思います。
もちろん塗装によって対応できるケースもあります。
しかし、実際に調査してみると、屋根のボルトにサビが発生していたり、コーキングが劣化していたり、外壁材そのものが腐食していたりすることもあります。
そのため、目立っている部分だけを直すのではなく、建物全体の状態を確認することが大切です。
例えば、
外壁はまだ大丈夫だと思っていたが、屋根の腐食が進んでいた
雨漏りしていると思ったら、屋根材ではなく板金部分が原因だった
といったケースも考えられます。
早い段階で劣化を発見できれば、部分的な補修や塗装で対応できる可能性もあります。
工場・倉庫の修繕は早めの点検が大切

工場や倉庫は、建物の規模が大きい分、劣化が進んでから修繕しようとすると工事範囲が広くなることがあります。
特に雨漏りや屋根の腐食などは、放置することで建物内部や設備にまで影響が及ぶ可能性があります。
「まだ使えているから大丈夫」と思っていても、屋根の上など普段見ることのできない場所で劣化が進んでいることもあります。
築年数が経過している工場や倉庫、長期間メンテナンスをしていない建物は、一度専門業者による点検を受けてみることをおすすめします。
長野県の工場・倉庫の修繕もトラストへ
トラストでは、長野県内の工場・倉庫を対象に、屋根・外壁の塗装をはじめ、雨漏り修繕や屋根のカバー工法、床塗装など、建物の状態に合わせた修繕をご提案しています。
工場や倉庫は、建物の使用状況や設備、工事を行える時期などによっても施工方法を検討する必要があります。
そのため、単純に「塗装をする」というだけではなく、現在の建物がどのような状態なのかを確認し、必要な工事と不要な工事を見極めることが重要です。
「屋根が傷んできた」「工場の外壁を修繕したい」「雨漏りが心配」「倉庫の改修を検討している」など、お困りのことがございましたら、お気軽にトラストへご相談ください。
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