坂城町の工場で外壁塗装工事を行いました
足立 直樹
今回は坂城町の工場で施工していた外壁塗装工事が完工しましたのでご紹介させていただきます。
長野県のみなさん、こんにちは！
施工前の状態
まずはこちらが工場全体の写真です。
とても大きな工場で100名以上の従業員が働いているそうです。
外壁はALC材で、軽量で頑丈な外壁材で、工場で使われていることも多いです。
ですが、この外壁材は防水性には弱く、塗装やコーキングが劣化してくるとALC自体の劣化も早く進んでしまいます。
今回の工場では外壁材にひび割れが数か所で見受けられました。
また板間のコーキングにもひび割れ等の劣化が見受けられます。
その他付帯部分の雨樋や鼻隠しも塗膜の退色やサビの発生が見られます。
施工中の様子
足場仮設
まずは足場の仮設から始まります。
足場は全面に架け、メッシュシートを張ることで塗料の飛散防止、転落防止になります。
ケレン清掃、洗浄
塗装工程に入る前にケレン清掃、洗浄作業を行います。
この工程をしっかりと行うことで密着力を高め、長持ちさせることができます。
コーキング
その後はコーキングの増し打ちを行います。
一般的にはコーキングは打ち換える必要があるのですが、ALC外壁の場合、使用するコーキング材の量がかなり多いです。そのため費用もかさんでいきます。
コーキング材の劣化の程度によっては打ち換える場合もありますが、今回は比較的劣化が少ないので増し打ちを行いました。
補修作業
外壁のひび割れ、欠損箇所の補修を行います。
補修方法も様々ありますので状況により施工方法は変わります。
- 欠損部のモルタル補修
- ひび割れの圧入補修
塗装作業
塗装は下塗り1回、上塗り2回の計3回塗りです。
メーカーでも塗装回数が定められていますので、正しい塗装回数で作業することが大切です。
- 下塗り
- 上塗り1回目
- 上塗り2回目
その他、付帯部の修繕箇所
- 鉄骨階段塗装
- 鼻隠し、破風板の塗装
- 消火器格納箱の塗装
完成
最終検査も終わり完成です。通常の戸建て住宅だと塗装面積は100～200㎡がほとんどですが、今回の工場は3000㎡を超える塗装面積でした。
工期もおおよそ2か月かかりましたが無事完工です。
さいごに
トラストには国家資格の1級塗装技能士が21名在籍しており、高品質な塗装工事をいたします。
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