2026.04.25 新着情報

外壁塗装における塗料価格高騰の背景と今後の見通し

外壁塗装における塗料価格高騰の背景と今後の見通し

船田 隆行

近年、原材料費やエネルギーコストの上昇により、建設・塗装業界における資材価格の高騰が続いています。

特に外壁塗装で使用される塗料やシンナーは、その影響を大きく受けており、工場・倉庫・施設の維持管理においても無視できない課題となっています。

設備管理・修繕計画においては、「今実施すべきか」「価格が落ち着くまで待つべきか」という判断が求められる場面も増えているのではないでしょうか。

本記事では、2026年時点における塗料価格高騰の背景と今後の見通し、そして法人として適切な判断を行うためのポイントについて解説いたします

長野県のみなさん、こんにちは!

工場倉庫 大規模修繕専門店のトラストです!

なぜ今、塗料・シンナーの価格が上昇しているのか

現在の価格上昇は単一要因ではなく、複数の構造的要因が重なった結果です。

主な原因

①原油価格の高騰と供給不安

塗料やシンナーは石油由来の成分を多く含みます。

中東情勢の不安定化により、原油価格の上昇および供給リスクが継続しており、製造コストに直接影響しています。

②原材料費の上昇

合成樹脂・顔料・添加剤など、塗料を構成する化学原料は世界的に価格が高止まりしています。

加えて、一斗缶や養生テープなどの資材も値上がりしています。

③物流コストの増加(2024年問題)

トラックドライバー不足を背景とした輸送コストの上昇により、塗料の流通コストが大幅に増加しています。

塗料は重量物であるため、特に影響を受けやすい商材です。

④エネルギーコストの上昇

製造工場の電力・燃料費の上昇が製造原価を押し上げています。

⑤円安による輸入コスト増

日本は多くの原材料を海外に依存しているため、円安が長期化することで仕入れ価格が上昇しています。

今後、塗料価格は下がるのか?

結論から言うと、短期的に大幅な価格下落が起きる可能性は低いと考えられます。

その理由は、今回の値上げが一時的な需給バランスではなく、 社会全体のコスト構造の変化によるものだからです。

ウッドショックから見る価格の傾向

2021年頃、新型コロナウイルスの影響を受け、輸入木材価格が急騰した「ウッドショック」では、

その後、市場は一定の安定を取り戻しましたが、 価格はコロナ前の水準まで戻ることはありませんでした。

背景

  • 物流費の恒常的上昇
  • 人件費の上昇
  • エネルギーコストの増加

これらの基礎コストが底上げされたことで、 資材価格は「高止まり」する構造となっています。

塗料価格も「新しい基準価格」へ

塗料においても同様です。仮に原油価格が一時的に下がったとしても、物流費や人件費が元に戻る可能性は低いため、

”現在の価格帯が今後の基準になる可能性が高い”と考えられます。

塗料値上げが工事費に与える影響

一般的に、塗装工事費における材料費の割合は約20〜30%です。

■ 影響イメージ

  • 戸建て住宅(約100〜150万円規模)
     材料費が10〜15%上昇→ 工事総額で数万円〜十数万円程度の増加
  • 工場・倉庫など大規模(数百万円〜数千万円規模)
     材料費が10〜15%上昇→ 工事総額で数十万円〜数百万円単位の増加

※建物規模や仕様により変動

特に工場や倉庫などの大規模建築物では、塗装面積が広く使用材料の総量も多いため、同じ値上げ率でも総額への影響は大きくなりやすい傾向があります。

法人が注意すべき「先送りリスク」

価格上昇を理由に修繕を先送りする判断は、劣化も進行するため結果的にコスト増につながる可能性があります。

■ 劣化の進行例

  • 初期:色褪せ・チョーキング
  • 中期:コーキング劣化・クラック
  • 進行:外壁の反り・剥離
  • 重度:雨漏り・構造部腐食

特に工場・倉庫では、 内部設備や在庫への影響リスクもあるため注意が必要です。

塗装計画で失敗しないための3つのポイント

①現状診断を優先する

まずは劣化状況を正確に把握し、緊急性の有無を判断することが重要です。

② ライフサイクルコストで考える

短期コストではなく、耐久性の高い塗料を選定することで長期的なコスト削減につながります。

③ 適正価格と品質のバランスを重視

極端に安価な見積りは、品質低下(希釈・工程省略)のリスクがあるため注意が必要です。

まとめ

  • 塗料価格の上昇は構造的要因によるもの
  • 今後も大幅な値下がりは期待しにくい
  • 修繕の先送りは結果的にコスト増につながる可能性
  • 状態に応じた計画的な実施が最も合理的

株式会社トラストでは、長野県内において工場・倉庫・商業施設を含む多数の施工実績を有しています。

  • ドローンによる屋根点検
  • 詳細な診断報告書の提出
  • 状態に応じた最適な工法提案

など、法人様の維持管理計画に合わせたご提案を行っております。

過度な営業や不要な工事の提案は行わず、必要なタイミング・適正な内容に限定したご提案を徹底しています。

お気軽にお問合せください。

▶︎ お問い合わせはこちら
▶︎ 工場・倉庫の施工事例を見る
▶︎ トラストについて

導入にあたって、気になるポイントを詳しく解説します!

選ばれる理由 工事メニュー 施工事例 資料請求

Flow施工の流れ

お問い合わせから施工までの流れをご紹介します

  • STEP01

    ご相談・お問い合わせ

    お電話またはメールにてお問い合わせください。
    小さなご質問でもかまいません、お気軽にお問い合わせください。

  • STEP02

    現場調査

    設計図に基づいて調査を行い、工場・倉庫の劣化具合の診断を行います。
    経験豊富な診断士がどんな些細なサインも見逃しません。

  • STEP03

    劣化報告・お見積り提出

    現場調査で撮影した写真をもとに劣化診断報告書をご提出します。
    お客様のご要望に合わせた稟議書をご用意させていただきます。

  • STEP04

    ご契約

    ご予算やご要望に合わせてご用意したプランから、最も担当者様に適したプランをお選びいただきます。

  • STEP05

    施工スケジュール設定

    工場の稼働状況やスケジュールに合わせて工程表を作成し、施工のスケジュール設定を行います。

  • STEP06

    施工開始

    ご契約の際にご提出した規約のもと、修繕のプロによる施工を開始いたします。

施工の流れの詳細へ

Questionよくあるご質問

大規模修繕の場合は塗装以外のメンテナンスが必要な事も多いため、板金、左官、設備、電気などの工事もパートナー企業を通じて施工できる体制は整えておりますので安心してお問い合わせください。

休業日での施工も可能です。ただ通常時に比べると施工できる工事量が限られてしまうため、工期が限定されているようであればお早目にお問い合わせください。

施工規模に応じて数日~2カ月と大きく変わってまいります。見積依頼をいただき、現地の調査をさせていただければその際におおよその工期に関してはお伝えできると思います。
また、お客様側で工期が決まっているようでしたら作業人員の調整を行い短工期で工事を行うことも可能です。

もちろん可能です。お気軽にお問い合わせください。

使用する塗料の種類を使い分けることにより、建屋内への臭気の流入などへも配慮することも可能です。塗料も水性、溶剤など各種取り揃えております。

資料請求無料

会社概要やサービス内容を詳しく紹介した資料をお送りいたします。

こんな方におすすめです

  • 工場や倉庫をはじめとした大型物件のメンテナンスを検討中の方
  • 塗装や改修工事の相見積もり先を検討している方
  • トラストについて詳しく知りたい方

お電話でも受け付けております

0120-82-2000 (受付:10:00-17:00)

ご相談やお問い合わせはこちら

    下記フォームへ必要事項をご記入の上、送信ください。

    会社名※必須
    役職
    部門※必須
    お名前※必須
    会社のメールアドレス※必須
    電話番号※必須
    プライバシーポリシーに同意の上、送信ください。