【塗床】工場・倉庫など 床の修繕(メンテンナンス)について|長野市・上田市 工場倉庫改修専門店 トラスト

足立 直樹
長野県のみなさん、こんにちは!
”工場内の床のことでお悩みはありませんか?”
「床がひび割れてる」「塗膜が剥がれてる」など…、床は他と比べても劣化が早く進みやすいです。
中にはコンクリートむき出しの床もありますが、大体の床は塗装やシートが張られていたり、塗装・防水処理がされていることがほとんどです。
ですが作業員の歩行、リフトの走行、機械の振動、また薬品などによって劣化が進んでいきます。
劣化している床の修繕は美観・機能面を回復させることはもちろん安全に作業するうえで欠かせません。
今回の記事では床の修繕方法や施工事例をご紹介します。
床の劣化事例
劣化にも様々な状況がありますが以下のような状態になっていたらメンテナンスを考えましょう
ひび割れ・欠け
塗膜の剥がれ
床の修繕をするメリット
作業員の安全性の確保
工場や倉庫、店舗などの床面が欠けていたり、デコボコしていると、作業員や通行人がつまずいたり転倒してしまう危険性があります。特に重量物を運搬する作業や、機械の操作を伴う現場では、わずかな段差やひび割れが大きな事故につながることもあります。
こうしたリスクを未然に防ぐためにも、床の状態を定期的に確認し、必要に応じて塗装や補修を行うことが大切です。安全性の向上は従業員の働きやすさや業務の効率にもつながります。
床の寿命を長く保つ
床が劣化したまま放置されてしまうと、コンクリートの中に水分や油分が浸透し、内部からさらに劣化が進行していきます。
そうなると、簡単な塗装や補修では対応しきれなくなり、大掛かりな床の打ち替え工事や全体改修が必要になることもあります。
そういった事態を避けるためにも、早めの塗装や補修で床を保護し、長く使い続けられる状態を維持することが重要です。
定期的なメンテナンスを行うことで、結果的にコストの削減にもつながります。
清掃がしやすくなる
床面にひび割れや凹凸があると、ホコリやゴミ、油分などが溜まりやすくなり、日々の清掃にも手間がかかります。
しかし塗装によって表面が滑らかになると、ほうきやモップでの掃除がしやすくなり、清潔な環境を保ちやすくなります。
さらに、防水性や耐薬品性の高い塗料を使うことで、油汚れや薬品によるシミ、浸透なども防ぐことが可能です。食品工場や医療施設など、衛生管理が求められる現場では特に有効です。
色を自由に変えられる
塗装を行うことで、床の色を自由に変更できるのも大きなメリットのひとつです。
既存の無機質なグレーから明るい色に変えることで、作業空間の雰囲気が明るくなり、職場環境の改善にもつながります。
また、部分的に色を変えたり、ラインを入れたりすることで、通路と作業エリアを視覚的に分けることも可能です。
フォークリフトの通路や立入禁止エリアなどを色分けして明示すれば、安全対策としても効果的です。
床の修繕方法
エポキシ樹脂塗装
塗床仕上げの中でも、最も多く採用されているのが「エポキシ樹脂塗装」です。耐摩耗性・耐薬品性・耐衝撃性に優れており、仕上がりも美しく、床にツヤと清潔感を与えることができます。
工場や倉庫はもちろん、清潔さや安全性が求められる学校・医療施設・飲食店などでも広く使われています。
また、エポキシ樹脂は他の塗料と比べて価格も比較的リーズナブルなため、コストを抑えたい場合にも選ばれる傾向があります。
デメリットとしては、熱に弱い点が挙げられます。高温がかかる現場や、直射日光の熱がこもりやすい環境では、適切な塗料選定が必要です。
ウレタン樹脂塗装
ウレタン樹脂塗装も、エポキシと並んで人気の高い塗床仕上げのひとつです。耐摩耗性・耐薬品性・耐衝撃性といった基本性能に加え、弾性(柔軟性)に優れているのが最大の特徴です。
弾力があるため、床面のひび割れを防ぎやすく、重量物を載せる設備や振動のある機械の近くなど、動きの多い環境でも長持ちします。工場内でもフォークリフトの走行が多い場所などに適しています。
一方でデメリットは、下地との密着が弱くなりやすく、経年で剥がれが起こるリスクがある点です。下地処理やプライマー塗布を丁寧に行うことで対策が可能です。
アクリル樹脂塗装
アクリル樹脂塗装は、価格帯としては最も高価な部類に入りますが、それに見合う優れた耐候性を持っています。紫外線や雨風、気温変化に強く、屋外や半屋外などでも長持ちします。
また、乾燥時間が非常に短いというメリットもあり、施工後1〜2時間程度で使用できる速乾性が魅力です。工場や施設の稼働を長時間止められないケースでは、アクリル樹脂塗料の導入が有効です。
ただし、表面の硬度は高い反面、鋭利な物を落とすと傷が付きやすいという特性があります。また、90℃以上の熱湯がかかると膨れが生じる恐れがあり、高温の液体を扱う場所では注意が必要です。
塩ビシート・長尺シート
塗装ではなく、「塩ビシート」や「長尺シート」を床に貼るという選択肢もあります。これらは耐久性・耐候性ともに非常に高く、製品によっては20年近く持つ長寿命なタイプもあります。
また、デザインの自由度が高く、「どんな機能を重視するか」「色や模様をどう見せたいか」など、要望に合わせて選べるバリエーションが豊富です。清掃性・防滑性・耐油性など、現場に合わせた機能を備えた製品もあります。
デメリットは、やはり費用面。塗装仕上げと比べると初期費用が高くなりやすいです。ただし、メンテナンスの手間や張り替え頻度を考慮すれば、トータルコストで見て割安になるケースもあるため、長期的な視点で検討するのがよいでしょう。
上記が主な塗床修繕プランになります。
また、フラットな仕上がりと骨材を混ぜた防滑仕上げができる塗料もあります。防滑仕上げをすることで滑り止め効果が得られます。
施工事例
Case.1 農場 工場内塗床工事
使用塗料 | ボウジンテックス #8000 (エポキシ樹脂塗料) |
価格帯 | 50~80万 |
施工日数 | 5日間 |
Case.2 印刷会社 工場内塗床工事
使用塗料 | ボウジンテックス #8000 (エポキシ樹脂塗料) |
価格帯 | 30万~50万 |
施工日数 | 3日間 |
Case.3 バッティングセンター 塗床工事
使用塗料 | ボウジンテックス (エポキシ樹脂塗料) |
価格帯 | 30~70万 |
施工日数 | 5日間 |
さいごに
床の修繕工事と言っても様々な方法があります。
それぞれ工場に適した塗料がございますので、塗料の持つ機能と予算を考え最も適した方法でご提案させていただきます。
お問い合わせから点検・診断、お見積もりのご提案まで無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
トラストは工場・倉庫大規模修繕専門店です。
長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた工場・倉庫改修のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。